教育・子育て 5年以内

小中学校の統廃合と学校規模適正化

市の小中学生はピーク比3割超減。東区栄東・豊平区豊平・月寒東月寒などで、連合町内会単位の『学校配置検討委員会』を経て統廃合が進行中。学校は地域コミュニティの核でもあり、合意形成が最大の論点。

緊急度 深刻度
小中学校の統廃合と学校規模適正化の要約インフォグラフィック
Geminiによる自動生成です。AIによる推論でAI独自の課題解決案が付与されている場合があります。

背景

札幌市の小中学生数はピーク時から3割超減り、小規模化した学校の教育環境(クラス替えができない、部活動や行事が組みにくい等)が課題になっている。市教育委員会は『学校規模適正化に関する基本方針』のもと、地域ごとに保護者・連合町内会の代表らで構成する『学校配置検討委員会』を設けて統廃合を検討・実施している。学校は災害時の避難所や地域活動の拠点でもあり、単なる統合ではなく、まちづくりセンター・児童会館との複合化を伴うことが多い。合意形成の丁寧さと、通学距離・跡地活用が論点となる。

主要データ

児童生徒数ピーク時から3割超減(少子化が著しい)
進行中の主な地区(令和7年6月・意見書尊重で推進)東区栄東地区/豊平区豊平地区/月寒・東月寒地区
東区栄東地区栄緑小+栄東小を再編統合(栄東小敷地で改築)。栄緑小の通学区域の一部を百合が原小・栄北小へ編入。まちづくりセンター・児童会館等と複合化
豊平区豊平地区旭小+豊平小を再編
月寒・東月寒地区あやめ野小+月寒小+月寒東小を再編(月寒小・月寒東小の校舎を活用)
過去の統合例上野幌西小+上野幌東小→ノホロの丘小(2019)/青葉小+上野幌小→新札幌わかば小(2020)ほか南区でも実施

事実

解釈

統廃合は『教育環境の向上』と『地域コミュニティの核の喪失』のせめぎ合いである。小規模校はきめ細かい反面、集団活動やクラス替えの面で不利。一方で学校は避難所・地域行事・子育ての結節点で、無くなる影響は教育に留まらない。札幌の進め方は、連合町内会を軸にした検討委員会と、まちづくりセンター・児童会館の複合化で『地域機能を残しながら統合する』方向にあり、合意形成の丁寧さが要になっている。通学距離(市の目安は徒歩2km以内)と跡地活用が具体的な論点。

提案

深掘り — 市民の声と答え

うちの地域の学校も統廃合される?どう決まるの?

札幌市は、児童生徒数が減って小規模化した地域を対象に、保護者と連合町内会の代表らで作る『学校配置検討委員会』を設けて話し合い、その意見書を尊重して進めます。令和7年6月時点で具体化しているのは、東区栄東地区(栄緑小+栄東小)、豊平区豊平地区(旭小+豊平小)、月寒・東月寒地区(あやめ野小+月寒小+月寒東小)です。単に統合するのではなく、栄東地区のように統合校をまちづくりセンターや児童会館と複合化したり、通学区域の一部を近隣校へ編入したりと、地域機能と通学距離(目安は徒歩2km以内)に配慮して設計されます。つまり『上から一律』ではなく、町内会単位の合意を積み上げて決まります。

検討体制・メンバー

札幌市教育委員会が基本方針の策定・実施を担い、各地区の『学校配置検討委員会』(連合町内会・保護者の代表等)が地域ごとの検討を担う。

AIノート

AIの貢献度は中。町丁目単位の児童数推計、通学距離・通学路の安全評価、跡地活用の選択肢比較など、合意形成の材料づくりを補助できる。ただし『地域の学校を残すか』という価値判断は住民の合意が中心となる。

関連課題

関連する市の計画・制度

出典